フェンダージャパン設立

1982年フェンダージャパン設立

本家であるアメリカのフェンダー社が、日本の神田商会とライセンス契約し、
1982年日本国内向けにフェンダージャパンが設立されました。

工場はフジゲン楽器製造

かの有名なフジゲン楽器が初期フェンダージャパンの製造を請け負っていました。
フジゲンが作るギターは非常に精巧にできていたので本家から質を落とすようにクレームが来たということが有名な話として残っています。

John Mayer ジョン・メイヤー

使用ギター

出典:2021.8月号 ギターマガジン

★2017頃以降のメイン機
PRS シルバー・スカイ -Silver Sky-
ストラトキャスターを意識したジョン・メイヤーのシグネイチャーモデル。
ジョン・メイヤーのためのオリジナル設計

★2017年頃までのメイン機
Fender Custom Shop”ブラック・ストラト” ストラトキャスター
2004年製 マスタービルダー ジョン・クルーズ製作

★使用頻度の高いサブ機
Fender Custom Shop (SRVシグネイチャーモデル)※1996年頃購入したものでジョンが一番思い入れのある一本とされている。
Fender ストラトキャスター (ジョン・メイヤー シグネイチャーモデル)
Fender Custom Shop ストラトキャスター (ジミ・ヘンドリックスシグネイチャーモデル ※モンタレー・ポップ・フェスティバルデザイン 世界限定210本)

★使用頻度の低いサブ機
Fender テレキャスター 1952年製 (ブラックガード)
Gibson Custom Shop ES-335
Gibson Custom Shop L5 CES
PRS Super Eagle (ジョン・メイヤー シグネイチャーモデル)
Charvel カスタムメイドモデル(スケートブランド Powell Peraltaとのコラボ)
Duesenberg DSA10 Double Cat
Gibson SG (レスポールSG)
Jackson Soloist
他多数

★アコースティックギター
Martin OM-28JM (ジョン・メイヤー シグネイチャー)
Martin OOO-45
他多数

使用弦

出典:確実となるソースなし

Ernie Ball – Power Slinky 011-048
Ernie Ball – Regular Slinky 010-046

フェンダージャパンのシリアルナンバー年表

フジゲン楽器製造期 (MADE IN JAPAN)

ボディよりのネック裏に生産国表示とシリアルナンバーがある。
“MADE IN JAPAN “とすべて大文字のアルファベットでスタンプされている。
シリアルナンバーは[1~2桁のアルファベット]+[5~6桁の数字]で組み合わせがされている。※JV期のシリアルナンバーはネックプレートに刻印。

  • 1982年~1984年製:JV + 5桁シリアルナンバー
  • 1983年~1984年製:SQ + 5桁シリアルナンバー
  • 1984年~1987年製:E + 6桁シリアルナンバー
  • 1985年~1986年製:A + 6桁シリアルナンバー
  • 1985年~1986年製:B + 6桁シリアルナンバー
  • 1985年~1986年製:C + 6桁シリアルナンバー
  • 1986年~1987年製:F + 6桁シリアルナンバー
  • 1987年~1988年製:G + 6桁シリアルナンバー
  • 1988年~1989年製:H + 6桁シリアルナンバー
  • 1989年~1990年製:I + 6桁シリアルナンバー
  • 1989年~1990年製:J + 6桁シリアルナンバー
  • 1990年~1991年製:K + 6桁シリアルナンバー
  • 1991年~1992年製:L + 6桁シリアルナンバー
  • 1992年~1993年製:M + 6桁シリアルナンバー
  • 1993年~1994年製:N + 6桁シリアルナンバー
  • 1993年~1994年製:O + 6桁シリアルナンバー※1
  • 1993年~1994年製:P + 6桁シリアルナンバー※1
  • 1993年~1994年製:Q + 6桁シリアルナンバー※1
  • 1994年~1995年製:S+ 6桁シリアルナンバー※1
  • 1994年~1995年製:T + 6桁シリアルナンバー※1
  • 1995年~1996年製:U+ 6桁シリアルナンバー
  • 1996年~1997年製:V + 6桁シリアルナンバー

※1 ダイナ楽器組立て期とシリアルのアルファベットが被っているので注意。P0やQ0のように数字が0から始まるものはダイナ楽器組立て期の可能性がある。またMADE IN JAPAN表記のダイナ製がある。

ダイナ楽器 組立て期 (Crafted In Japan)

加工工場は別で組立のみダイナ楽器で行っていたことを表すCrafted In Japan。
しかし、一部エントリーモデルはダイナで製造から行っていたのでMADE IN JAPANの表記のものもある。フジゲン期の違いとしてヘッドに表記されていて、さらにロゴカラーがシルバーである。

  • 1997年~1998年製:A + 6桁シリアルナンバー
  • 1995年~1996年製:N + 5桁シリアルナンバー
  • 1997年~2000年製:O0 + 5桁シリアルナンバー※1
  • 1999年~2002年製:P0 + 5桁シリアルナンバー※1
  • 2002年~2004年製:Q0 + 5桁シリアルナンバー※1
  • 2004年~2006年製:R0 + 5桁シリアルナンバー
  • 2006年~2008年製:S0 + 5桁シリアルナンバー※1
  • 2007年~2008年製:T0 + 5桁シリアルナンバー※1

※1 フジゲン期とシリアルのアルファベットが被っているので注意。P0やQ0のように数字が0から始まる。

ダイナ楽器製造期 (Made in Japan)

  • 2007年~2010年製:T0 + 5桁の数字
  • 2010年~2012年製:U0 + 5桁の数字
  • 2012年製:JD12 + 6桁の数字
  • 2013年製:JD13+ 6桁の数字
  • 2014年製:JD14 + 6桁の数字
  • 2015年製:JD15 + 6桁の数字
  • 2016年製:JD16+ 6桁の数字
  • 2017年製:JD17 + 6桁の数字
  • 2018年製:JD18 + 6桁の数字
  • 2019年製:JD19 + 6桁の数字
  • 2020年製:JD20 + 6桁の数字